✔「腸内細菌が健康の運命を握っている」とは?
✔「腸内細菌を粗末にする」ことによる影響は?
✔「腸内細菌とうまく付き合う」コツは?
こんな悩みを解決できます。
現役外科医として
日々健康と向き合っている僕が
しっかりと解説させていただきます。

僕も「食事」への意識を変えることで
今では『食事の重要性』を
再認識することができました。
実際にこの記事で紹介する
『腸内細菌の大事さ』を認識したことで
『腸内細菌によるメリット』を享受する
健康的な生活を送るようになりました。
それにより「日々活力に満ちた」
健康体を手にできました!

結論
『腸内細菌のメリット』を享受する
健康的な日常を生活に取り入れるためには
『腸内細菌』が喜ぶことをする
のたった1つだけです。
記事の前半では
『腸内細菌を粗末にすることによる悪影響』
を解説し
記事の後半では
『腸内細菌と仲良くする』ためのポイント
を具体的に解説します。
健康の鍵を握る『腸内細菌』
いきなりですが
今回の題名を見てどう思いましたか?
「そんなバカな~」と思いましたか?
でも実際
腸内細菌が我々の健康の運命を
握っているとしたらどうでしょうか?

「そんなわけないでしょ~!」
と思われる人もいるかもしれませんが
明らかに間違ってもいないようなのです。
では、そんな我々の健康の運命を握っている
『腸内細菌』を粗末に扱うと
どのようになってしまうのかを
みていきましょう。
腸内環境を壊す要因はいくつかありますが
今回は4つを取り上げてみますね。
➀レクチン
➁人工甘味料
➂抗生物質
➃痛み止め
➀レクチン
まずは「レクチン」から。

レクチンとは
植物が食べられるのを防ぐために作る
「粘着性のあるタンパク質」のこと。
植物も長生きして
自分のDNAを次の世代に伝えるために
生存戦略の一環として
レクチンを産生しているわけですね。
このレクチンを含んだ
植物を食べれば食べるほど
腸内環境は悪化していきます。
腸内環境が悪くなれば
レクチンは腸内細菌の棲み処を
より荒廃させていきます。
その結果として
肥満や疲労感、体の痛みや病気が
引き起こされてしまうわけですね。
ちなみに
レクチンは腸内細菌だけでなく
我々の腸管にも影響を及ぼします。
レクチンには
腸管を覆う粘膜細胞の間の
タイトジャンクション(密着結合)を
こじ開ける作用があり
それによって引き起こされるのが
「リーキーガット」。

リーキーガットは
腸壁バリアが壊れて隙間ができ
腸内にあるべき細菌や食物成分が
身体の中に入ってしまう現象をいいます。
リーキーガットは
多くの病気を引き起こす原因になります。
ですので、レクチンへの対策は
腸内細菌にとっても我々にとっても
重要なことなのです。
➁人工甘味料
つづいては、「人工甘味料」です。

人工的に作られた甘みである
人工甘味料も危険。
今は、清涼飲料水やお菓子
みんなが健康になると思っている
野菜ジュースなどにも使われていたりします。
また、調味料にも
使われていたりもしますよね。
スクラロース、サッカリン、アスパルテームなどの
栄養価の低い人工甘味料は
腸にいる善玉菌を殺し
悪玉菌を増殖させます。
いや~怖いですね。
➂抗生物質
つづいては、「抗生物質」になります。

風邪をひいてお医者さんにかかった時に
抗生物質を一緒に渡されることありますよね。
あれ、何も考えずに
飲まない方がいいかもしれません。
優しさで処方してもらった抗生物質ですが
腸内細菌にとっては大迷惑。
細菌を殺す殺戮者である抗生物質は
誰彼かまわず攻撃しますので
善玉菌であろうと容赦ありません。
抗生物質を投与された腸内はもう
焼け野原状態ですね。
➃痛み止め
最後にお伝えするのが
「痛み止め」になります。

風邪の際に喉の痛みなど
痛みを伴う症状があったりすると
解熱鎮痛薬、いわゆる「痛み止め」も
処方されますよね。
あれもまた
腸にとっては厄介なものなのです。
最も一般的な原因のひとつは
イブプロフェン、ナプロシン、アリーブ
アドビル、セレブレックス、モービックなどの
非ステロイド系抗炎症剤
鎮痛剤(NSAIDs)の使用です。
このNSAIDsが
実は腸管バリアに大きな穴を
開けているというのです。
どうでしょうか。
この4つだけでもなかなかのものですねよ。
このようにして
腸内環境を壊すような要因を続けることで
腸内細菌を粗末に扱った結果として
我々にもたらされる代表的なものが
『肥満』になります。

腸内細菌の多様性の高さは
体重増加の少なさと直接的な相関関係があり
カロリーの摂取をはじめとする
さまざまな要因を抜きにして
エネルギーの代謝の向上を招きます。
ですので
腸内細菌を粗末に扱い
腸内細菌の数や種類が減ってしまうと
我々は『肥満』へとまっしぐらなわけですね。
実際に
腸内細菌の種類やその比率によって
より効率的に食べ物から
カロリーが吸収されやすくなります。
その結果
より多くの栄養素が
無駄として捨てられることなく血流に侵入し
最終的に脂肪として
体内に貯蔵されてしまうのです。
細菌の比率と体重には
直接的な相関関係が見受けられるわけです。
『腸内細菌』による我々への影響とは?
では、実際に
これらの要因によって
どの程度の影響があるのかをみていきましょう。
まず人工甘味料である
スクラロース、サッカリン、アスパルテームなどの
栄養価の低い人工甘味料は
腸にいる善玉菌を殺し
悪玉菌を増殖させるとの報告があります。

なんと
人工甘味料のスプレンダ1包で
正常な腸内フローラ(腸内細菌叢)の50%が
死滅してしまうほど。
抗生物質に関しては
こんな報告もあります。
「抗生物質を服用するたびに
後にクローン病、糖尿病、肥満、喘息などを
発症する可能性が高くなる」と。
痛み止めに関連したところで言うと
痛み止めを処方されるときに
胃の粘膜を荒らさないようにと
胃酸の分泌を抑制するお薬(PPI)を
処方されることがありますが
これもまたマイナスに働きます。
ある研究では
PPIの累積使用量と認知症リスクに
有意な関連性が認められました。
他にも
2016年にドイツで行われた研究では
75歳以上の7万4000人のうち
こうした薬を飲んでいる人は
飲んでいない人に比べて
認知症のリスクが44%増加する
という結果になったということです。

処方された薬で知らず知らずにうちに
認知症のリスクが増大していた
なんて考えたらゾクッとしますよね。
『腸内細菌』と仲良くなる方法
では、腸内細菌のためにできることは
どんなことなのでしょうか。
まずは、腸内細菌が嫌がることをやめましょう!
➀〖レクチンを含む食材の食べ過ぎに注意する〗
レクチンを含む食材はさまざまありますが
「摂り過ぎ」には注意したいところ。
玄米、パン、パスタ、蕎麦、シリアル
ジャガイモ、砂糖、豆類、豆腐、枝豆
ピーナッツ、チアシード、トマト、ナス
キュウリ、カボチャ、メロン、トウモロコシ
などなど。
腸内細菌のために
完全にレクチンとお別れした食事にするという
選択肢でもいいのですが
調整して摂り入れるという形でも
いいのかなと個人的には思います。
もちろん
レクチンフリー・ダイエットを
頑張っている人には尊敬の念を持ちますが。
でも、完全に
レクチンフリーの食事をするのも大変ですし
食の楽しさも奪ってしまいかねないのかなぁ
という僕個人的な意見もあります。
僕的には
食には楽しさも求めていますので…。
以前からお話させてもらっているとおり
やはり何事もバランスが大事かなと思います。
➁〖人工甘味料を制限する〗
美味しさに負けて
人工甘味料を口にするということは
腸内環境を悪化させる一因になります。
甘味は人工物ではなく
自然なもので摂りたいものですね。
僕の場合は
なるべく人工甘味料は避けて
ハチミツなどで
甘味を調整するようにしています。

➂〖むやみに抗生物質を飲まない〗
良かれと思って飲んでいた薬で
新たな病気が引き起こされてしまったら
元も子もないですよね。
薬もしっかり考えて飲む必要がありそうです。
➃〖むやみに痛み止めを飲まない〗
痛みや発熱などがあると
飲んでしまいがちな“鎮痛剤”
こちらもむやみに飲んでいると
腸内環境を荒らす一因になるので
しっかりと考えてから飲むようにしましょう。
続いては、腸内細菌が喜ぶことを。
それは腸内細菌にエサである
『食物繊維』を与えること。

様々な種類の食材から
豊富な食物繊維を与えることで
腸内細菌は喜んでくれますし
かつ腸内細菌の種類も豊富になり
多様性が増します。
オススメなのは
やはり「野菜」と「果物」。

腸内細菌の多様性が大切ですので
さまざまな健康的な食材を摂取することで
腸内細菌を元気にすると同時に
細菌の比率に
偏りが出ないようにすることが大事です。
また、その他としてオススメなのが
腸の壁を強化してくれる
「酪酸」と「ポリアミン」。
プレバイオティクス
(特定の有益な細菌が好む食品)を
たくさん食べるほど
細菌が酪酸を生成するようになりますので
積極的に摂っていきたいですね。
続いては「ポリアミン」です。
ポリアミンは
腸内細菌によって作り出され
腸内細菌によって細胞内に運ばれると
そこで細胞の成長、分化、生存に
重要な役割を果たします。
ポリアミンは
大豆や魚介類、きのこ類、ナッツ類などの
食品に多く含まれていますので
積極的に摂取するようにしてみてください。
最後にもう1つオススメしたいのが
「ポリフェノール」になります。

ポリフェノールは
腸内細菌に栄養を与えたり
オートファジーのような
有益なプロセスを促したりする植物化合物です。
腸壁を守れるように
腸内細菌にポリアミンを与えつつ
ポリフェノールをたっぷりと摂取すると
相乗効果が期待できます。
僕もほぼ毎日、朝食に
ブルーベリー・ラズベリー・ストロベリーを食べ
ポリフェノールは
積極的に摂取するようにしています。
まとめ
✔レクチンを含んだ植物を
食べれば食べるほど、腸内環境は悪化
➝結果として、肥満や疲労感
体の痛みや病気が引き起こされてしまう
✔レクチンには、腸管を覆う粘膜細胞の間の
タイトジャンクション(密着結合)を
こじ開ける作用があり
それによって引き起こされるのが
「リーキーガット」
✔人工甘味料は、腸にいる善玉菌を殺し
悪玉菌を増殖させる
✔抗生物質を投与された腸内は焼け野原状態
;大切な善玉菌も殺されてしまう
✔解熱鎮痛薬であるNSAIDsが
腸管バリアに大きな穴を開けている
✔PPIの累積使用量と認知症リスクに
有意な関連性が認められた
✔腸内環境の乱れによって
『肥満』が引き起こされる
✔腸内細菌の多様性の高さは
体重増加の少なさと直接的な相関関係があり
かつエネルギーの代謝の向上を招く
✔腸内細菌が喜ぶこと
それは『食物繊維』を摂取すること
➝「野菜」「果物」を中心に
さまざまな種類の食材から
食物繊維を摂取する
✔腸の壁を強化してくれる
「酪酸」と「ポリアミン」も
積極的に摂取する
✔プレバイオティクスを
たくさん食べるほど細菌が酪酸を生成する
✔ポリフェノールは
腸内細菌に栄養を与える
+オートファジーを促す
実践しよう
➀我々の“健康”と“腸内細菌”の間には
強い相関関係があることを知る!
➁腸内環境を悪化させる
1.レクチン
2.人工甘味料
3.抗生物質
4.痛み止め
の内服に関しては
減らせるものは減らすようにする!
➂腸内細菌のエサである『食物繊維』を
野菜や果物など
さまざまな食材から摂取する!
上記の享受する方法は
今日からでも始められるものばかり!
是非とも今日から
取り入れてみてください!
ですが、いきなり生活を変化させるのは
簡単なことではないですので
1つずつでも実践してみてください!

あなたにとって今日が1番若い日!
「先送り」ではなく
「先回り」していきましょう!
そして、健康投資は若ければ若いほど
リターンが大きいもの!
是非、今日から、いや今から
健康に向かって行動していきましょ~
クイズ
知識の復習としてクイズを用意しました。
楽しみながら知識を自分のものとしてくださいね!

問題
Q1:レクチンが引き起こす
腸管への影響として考えられるのが
「リーキーガット」である。〇か×か。
Q2:腸内細菌に多大な悪影響を
及ぼすものではないのは次のうちどれか。
①人工甘味料 ②抗生物質 ③発酵食品
Q3:腸の壁を強化してくれる物質として
誤っているものはどれか。
①酪酸 ②レクチン ③ポリアミン
Q4:ポリフェノールは腸内細菌から栄養を奪い去り
オートファジーのような有益なプロセスを
抑制する植物化合物である。〇か×か。

解答・解説
Q1の正解:〇
レクチンには、腸管を覆う粘膜細胞の間の
タイトジャンクション(密着結合)を
こじ開ける作用があり
それによって引き起こされるのが
「リーキーガット」です
リーキーガットは
多くの病気を引き起こす原因になりますので
レクチンへの対策は
腸内細菌にとっても我々にとっても重要ですね
Q2の正解:③
発酵食品は腸内細菌が喜ぶ食材ですね
是非摂り入れたい食材ですね
Q3の正解:②
腸の壁を強化してくれる物質としては
「酪酸」と「ポリアミン」です
Q4の正解:×
ポリフェノールは腸内細菌に栄養を与えたり
オートファジーのような有益なプロセスを
促したりする植物化合物です
P.S
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